日程：2025年8月8日（金）～8月11日（月）

（3泊4日）

◎３泊４日（初日と最終日は半日）の短期間に見えますが、授業時間数は前後期夏期講習が４日で１２時間のところ最低で２３時間となります。さらに希望者参加の２２時以降の授業は例年最高でプラス１５時間に及ぶ熱心な生徒もいます。

◎通常授業とは異なる仲間（生徒）と教師による授業、学校の進度には拘束されない特別の授業内容は、大変好ましい緊張感を子供達にもたらします。

◎通常とは異なる空間がもたらす非日常感。　私達は過去、教室で夏期合宿を実施したこともあります。「とにかく缶詰状態で、朝から晩まで勉強する、移動時間やレクリエ－ションや息抜きも時間がもったいない」ということも試行錯誤的にやってみました。「ねじり鉢巻き的に限界までひたすら受験勉強をやりたい」という欲望は、一部の塾と教師と保護者と生徒の心をとらえます。というよりそれらの人々の心の片隅にそのような欲望があるものです。しかし、私達が標榜する全人教育の観点からはかなり疑問が存在します。「強迫的に受験勉強をできるようにする」ことに対して私達は細心の注意が必要であると考えています。この教師にとって最も解決が困難な問題に対する私達のひとつの答えがこの合宿です。大方の子供達が未体験の非現実的空間で、日常考えないこと、例えば勉強することの意義、そもそも勉強ができるとはどういうことか？ などを考えること。勉強の合間に漆黒の夜空の星を眺めることは、日常に疲れた子供に必ずや良き影響を与えると私達は考えています。弊社の教育理念に賛同していただける方のご協力、ご参加をぜひお願いいたします。

◎教師と生徒がこのような体験を寝食を共にして共有することは、好ましい連帯感・信頼関係などに良き影響を与えてくれます。特に私達が興味深く思うことは、このような体験が、生徒のみならず、教師たち、特に若い教師たちに良き影響をもたらしてくれることです。今回は特に若い教師たちが夏休み返上で多く参加します。

今回の合宿は、長年交友のある長野県の関係者の要請、さらに最近になっての宿からの新しいオファ－の可能性を追求したい、という意気込みが強くあります。必ずや、日常の授業では得られない成果を子供たちにもたらすものにすると確信をもって準備に勤しんでおります。前回までとは違う新たな企画も鋭意検討中です。

子供たちにとって実りの多い、そして良き思い出となる合宿にしたいと切望しています。ご協力のほどぜひお願いいたします

※詳細は教室までお問い合わせください。